1980-03-18 第91回国会 衆議院 科学技術振興対策特別委員会 第4号
○木内委員 私は、実験用静止衛星ECS、いわゆる「あやめ」二号の実験結果についてお聞きいたしますが、その前に、このたびの実験そのものが持つ意味というものは、具体的に何点かあると思うのですけれども、一体どういったことでありましたか、お聞きしたいと思うのです。
○木内委員 私は、実験用静止衛星ECS、いわゆる「あやめ」二号の実験結果についてお聞きいたしますが、その前に、このたびの実験そのものが持つ意味というものは、具体的に何点かあると思うのですけれども、一体どういったことでありましたか、お聞きしたいと思うのです。
○鈴木参考人 このたびの実験用静止衛星、ECS−bでございますが、「あやめ二号」の失敗につきまして、この打ち上げが国民の皆様の大きな期待のもとに多額の国費を投じて行われたものであるにかかわらず、前回に引き続き再度このような事態を招きまして、宇宙開発事業団としてはまことに遺憾と存じておりますとともに、この場を通じまして国民の皆様に深くおわびを申し上げる次第でございます。
ところが、午前中の質疑の中でも、放送衛星のテレビ電波割り当ての国際会議で日本が八チャンネルを獲得した、こういうことから、NHKと並んでの全国ネット放送局の誕生というものが話題となってくる中で、そのうちの一つを放送大学が使用する、こういうことが計画されているのではないか、こんなことが報道されたりしているわけですけれども、五十年十二月の段階ではまだ放送衛星問題がまさに未確定であったわけですけれども、今般実験用静止衛星
それから五十二年度に打ち上げを予定されております実験用静止衛星、これは御指摘のように大体百二、三十キロ程度のものでございますけれども、これはどういう衛星を打ち上げるかという最初の段階では、確かに放送という事柄も念頭に入れたことはございますけれども、御指摘のように重量の制限という問題がありますので、放送衛星の機能を持たせることは無理であるということがわかりました。
○齋藤(義)政府委員 五十二年度打ち上げ予定の実験用静止衛星、これは百三十キロでございまして、たまが小さいわけでございます。約五十億円を見込んでおります。
それで、具体的に修正された計画案というものが示されたのでございますが、どうでございましょうか、五十二年に実験用静止衛星、これは百キロぐらいの小さいものですけれども、これを打ち上げるために、たしかロケットはQからNに切りかえていくということであったと思いますけれども、現在このほうの御計画は大体順調に進んでおると、またもう一回手直しをしなければならぬと、こういうようなことはないのでございましょうか、その
○木内国務大臣 いま、なるべく簡単にというようなお話ですから、前置きやその他を略しまして、Nロケットによる宇宙開発事業団の打ち上げ計画は、五十一年までに実験衛星を一号打ち上げていく、それから五十二年までには、実験用静止衛星を打ち上げる計画、これはそれまでに確実に上がっていくもの、かように私は確信いたしております。
○説明員(藤木栄君) この実験用静止衛星につきましては、大蔵省のほうも三年おくれるということを了解されておるわけでございます。
柏木監理官が言われました地域衛星というものにつきましては、これは現在、先ほど申しましたように、電離層衛星あるいは実験用静止衛星といったものよりも、やや実用の段階になるわけでございますから、そういった実験用の段階を経た後に具体的に検討するということになると思います。
○船田譲君 吉識委員にお聞きしたいのですが、昨年の十月に宇宙開発計画の見直しをいたされまして、電離層観測衛星打ち上げについても、実験用静止衛星打ち上げについても、それぞれ一年ずつ繰り下げられたようでございますが、その後の半年の経緯を見て、この計画はこれ以上おくれるおそれはないかどうか、まず、その点をお伺いしたい。
たとえば、現在の宇宙開発事業団がやっておる電離層観測衛星とか、それから実験用静止衛星というのは目標がはっきりしている、大ざっぱに言ってそこに至る手法が確立している、こういうものでございます。そういうものは事業団でやってもらうわけですが、試験研究の段階はそれよりもずっと前段階でございまして、目標がかりにある程度定まったとしても、そこに至る手法というのは複数にいろいろあると思います。
それから、次の実験用静止衛星、通信衛星の打ち上げを行なうためのNロケットの開発でございますが、今年度におきましては、昨年度に引き続きましてシステムの研究を進める予定でございます。 そのほか、各省庁で計画しておられます気象、航行、測地、こういったいろいろな分野におきましても人工衛星の開発に必要な基礎的な研究を進めております。
この答申が出ますと、それに基づいて今度総理大臣が開発計画というものをきめることになっておりますが、昨年の予算編成の当時に宇宙開発委員会から出されましたところの意見によりまして、まず当面は四十六年に電離層観測衛星を打ち上げる、四十八年度には実験用静止衛星を打ち上げる、これを当面の目標にして、去年の十一月にそういう案を出してもらっておるので、それを目標にしておるのですが、その根本的なものはいま宇宙開発委員会
○久保等君 そうすると、四十八年のこの実験用静止衛星の打ち上げも、いわばまだ本格的な衛星というところにはいかない研究段階、研究を目的にしたような衛星のようですが、先ほどもちょっと鈴木委員の質問で、例の基本計画について質問がありましたが、基本計画についてもまだ最終的なものができ上っておらないそうですけれども、近々まとまるだろうという先ほど局長の答弁がありました。
それはそれといたしまして、いま御指摘の四十六年の電離層の観測あるいは四十八年の実験用静止衛星の打ち上げ、これは科学衛星ではないのであります。科学衛星は、東大などでもって打ち上げている科学研究のためにやることでありまして、これはあくまで郵政省が研究しております目的にある打ち上げでありまして、だから詳細なことは局長のほうから御説明させていただきます。
次に、宇宙通信関係につきましては、昭和四十六年を目標とする電離層観測衛星及び昭和四十八年度を目標とする実験用静止衛星等の研究開発を推進しているところでありますが、諸外国における衛星開発の動向等にかんがみ、この分野におけるわが国の国際的地位を高めるため、一そう強力に研究開発を進めていく所存でございます。
次に、宇宙通信関係につきましては、昭和四十六年を目標とする電離層観測衛星及び昭和四十八年度を目標とする実験用静止衛星等の研究開発を推進しているところでございますが、諸外国における衛星開発の動向等にかんがみ、この分野におけるわが国の国際的地位を高めるため、一そう強力に研究開発を進めていく所存でございます。